フランス革命と浅間山

 


軽井沢に来て浅間山を遠望すると思い出すのは、「浅間山の噴火がフランス革命の遠因だった。」加藤周一さんが目をクリクリ輝かせながら面白そうに話されていたこと。


1783年に浅間山は大噴火し、その噴煙がジェット気流に乗って北半球をグルリと取り囲み、日照不足の異常気象を招いた。フランス王室の圧政に苦しんでいた農民にとって、この異常気象→凶作は革命に踏み出す引金になったと言う。


地球が閉じた生態系である事は、今も昔も変わらない。

 

2009年8月22日土曜日

 
 

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