ガラス工芸作家の松村潔さんにお願いして、ネックレス型香水瓶のプロトタイプをつくってみた。ガラス工芸といっても、いろんな技法があるようだ。松村さんは酸素バーナーを使い、主に管状・棒状のガラスを加工する作家。精密な理化学機器をつくるために、高度に発達して来た技術である。
ストロー状の管ガラスが、2000℃近いバーナーで炙られて、魔法のように形を変えてゆく。強い光が出るので、目を保護するためのフィルター付きメガネは欠かせない。
お気に入りの香水を少量この中に入れ、胸元に下げる。ガラスでつくったフタが、動いても落ちないのがミソ。
どうでしょか?