テサロニキ
テサロニキ
テサロニキの人たちは、レモンをたっぷりかけた魚の塩焼きを、フォークとナイフで実にきれいに食べる。オリーブオイルまみれのこってりしたギリシャ料理以外にも、こうした日本人向けの味もあるので、テサロニキは居心地のいい街だった。
磯崎さんとやらせていただいた、テサロニキのメガロン・コンサートホール、現場の様子がメールで送られてきた。
をっ!出来てんじゃないの。写真で見る限り、忠実に設計通りにやってる様子。
ギリシャの法律は、公共建築を作る場合、設計完了時に設計チームを一旦解散し、施工チームを新しく編成することを決めている。今回の設計チームも、日本組ギリシャ組ともに設計が完了した時点で解散し、その後は施工会社と監理会社が工事を進めることになった。設計者は現場を見ながらああだこうだと指示出来ないし、図面の精度を高めておかないと現場が動かない。工事現場を一度も見ないのに、設計した建物が建てられていくのは、今まで経験したことのない妙な気分だ。
2004年から設計をはじめ、来年2010年に竣工することになりそう。設計開始の頃、小学生になりたてだった裕希は、今、中学生になっている。
建物に組み込まれている「絶景レストラン」で、テルマイコス湾越しにオリンポス山を望み、OUZOを呑みながら美味しい塩焼きが食べたくなってきた。
2009年12月3日木曜日