インコ飛来
インコ飛来
朝の井の頭公園を歩いていると、頭上で鮮やかな黄緑色の鳥が樹に舞い降りた。どう見てもインコである。しかも結構な大きさだ。冬枯れの公園にこれほど似合わない鳥も珍しい。
逃げ出したのだろうか。何を食べているのだろうか。何と言う種類なのだろうか。インコならそのあたりのこと、自ら日本語で説明して欲しい。希少動物を飼い始めて手に余り、捨ててしまう輩もいると聞く。そのうち公園の池からワニが出て来たりするのかもしれない。
カタールのシェイク=サウドは絶滅寸前の希少動物を自分の私設動物園に集め、保護・飼育して繁殖させている。10年程前、磯崎さんのお供で彼の動物園に行ったことがある。その時、シェイク=サウドが最も愛していたのが全身真っ青のコンゴウインコ(Spix's Macaw)のつがいだった。
当時世界に数羽しか残っていないと云われていたのだけれど、それ以降繁殖が成功しているようで、彼のHPを見ると、去年末の時点で60羽にもなっているようだ。(全世界では79羽が捕獲飼育されている)
動物を飼うには覚悟と財力が不可欠である。程度の差はあるにせよ。
2013年1月8日火曜日