新宿丑三つ時

 


無人の日曜新宿西口深夜。〆切に合わせデータを送信した後、電車もない都心の無人地帯で、どうすりゃいいのだろう。


深夜の雨上がりを散歩してみる。


節電モードで街の看板は消えているものが多いけど、コンビニは煌煌と明るく、樹脂製品のような店員の無表情を照らし出している。ワインとビールを買って、事務所で呑むことにした。今回の仕事はいつまで続くのか分からないけれど、画期画期でケジメは大事なのである。プチ打ち上げでもしよう。


ワインは、ボクが酒を飲み始めて以降、日本に於ける地位が劇的に変化した。今や、500円台・スクリューキャップのコンビニ印ワインが、どちらかというと美味しいのだ。悔しいけど。世の中全体がロマネなんとかだとかなんとかマルゴーだとかにうつつをぬかしていた懐かしくもあるバブル時代はいつのことだったのだろう。


ワインを呑むと急激に眠い。そういえば一昨日も徹夜だった。幸か不幸か事務所の床は畳である。黒猫の夢を見る。

 

2012年6月11日月曜日

 
 

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