鳥はピース、ピース、ピースと鳴く

 


日曜。今年のクリスマス礼拝は12月23日、母を伴っての出席となった。礼拝後の感謝会では串田さんの指導で日本語歌詞版の「鳥の歌」を歌う。カザルスの編曲はあまりにも有名だが、原曲がクリスマスキャロルだとは知らなかった。帰宅後youtubeで、1971年国連でのカザルスの演奏をメッセージ込みで聴いた。我々個人は無力だと思いがちだが、ただ歌を共有することによる力があることを信じさせてくれる言葉と演奏だ。何度聴いても激しく感動させられる。


月曜、快晴。今年のクリスマスコンサートはいつもより少し編成が大きく(ヴァイオリン6人)気持ちに余裕を持って演奏を楽しめた。曲はバッハのクリスマス・オラトリオから1部と3部。知人友人も聴きにきてくれて、クリスマスをともに祝う。裕希がバンド仲間を伴って来ている。終演後、偶然にもバンド仲間の彼は、バスのソロを歌ったOIEさんの教え子、しかもOIEさんが顧問をしている軽音楽部の部長だということが判明する。「何でOIE先生ココで歌ってるんだろう?」「部長よ、どうしてお前がココにいるのだ?」ああ、またこの言葉が響いて来る。


「私たちが偶然と呼んでいるのは因果関係の複雑な仕組みに対する私たちの無知である」(ボルヘス)


それを我々は「摂理」と呼ぶ。


帰宅後、ケーキをつまみにワインで乾杯。

 

2012年12月25日火曜日

 
 

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