チュニジア

 


チュニジアでは革命が起こった。ジャスミン革命。きれいな名前だ。事務所の近く、徒歩30秒のチュニジアレストランにランチを食べにいって、そっと様子を探ってみることにした。


ボクがフェニキア人だった頃、チュニジアはカルタゴだった。カルタゴと言えば名将ハンニバル。ポエニ戦争で象を引き連れてアルプスを越え、ローマ人を驚かした将軍の武勇伝は今も痛快だ。革命は、こうした無謀とも思える作戦を組み立て遂行するエネルギーで実現するのだろう。


地中海の青がレストランL’AZUREのテーマカラーだ。ボクら以外の客は全て女性客。にぎやかにおしゃべりが続くが革命の話が聞こえてくる気配もない。店を切り盛りするチュニジア人ご夫妻の満面の笑みも暴力とは無縁だ。美味しいランチとミントティーで気分はフェニキアンになり切ってしまい、革命についての質問はまた次の機会に持ち越し。


革命無き国にいると、どうもナマヌルクなる。

 

2011年1月20日木曜日

 
 

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