小谷元彦展

 


山本現代の小谷元彦展。等身大の騎馬像と女性像。


「解剖学カラーアトラス」を愛読書にしていた時期を思い出す。ラ・スペコラ博物館の蝋人形とか、プラスティネーションの展覧会とか。


肌の表面に感応するエロと比べ、肌のすぐ裏側にあってしかも日常見ることの出来ないものを見ちゃった時の反応はその振幅がでかい。


製作に使ったかもしれない漆や油のニオイがギャラリーに充満していて、モルグに足を踏み入れたらこんな感じかな、とも思う。


制作風景は怖くて想像出来ない。

2009年4月23日木曜日

 
 

▶

◀